野外で遊び,自然に興味をもち,豊かな感性を育む

 

子どもと野外活動(担当:永山貴洋)では,子どもが自然に興味をもち,感性を豊かにするための活動を実際に体験しながら学びます。活動の様子をいくつか紹介します。

 

〇色水遊び

 マリーゴールド,大学内のツツジ,ラベンダー,レモンバーベナ,カレーリーフを使って,「身近な植物を使った遊びの中で発見を楽しみ,自然の美しさに対する豊かな感性をもつ」ことをねらいとして色水遊びをしました。ツツジ,マリーゴールドは,すり鉢でつぶして色水をつくり,ラベンダー,レモンバーベナ,カレーリーフは,香りを楽しみました。鑑賞した後には,色水を使ってガーゼハンカチを染めました。学生たちは,自分の思い描いたデザインになるように,工夫しながらハンカチを染めていました。




〇ペットボトルモルック

 環境保全や自然愛護への態度を養うことを目的として廃材(ペットボトル)を使って,モルック(フィンランドの伝統的なゲームをもとにしたスポーツ)をしました。ペットボトルはいろいろな遊びに活用できますね。


〇ビニール袋で凧づくり

 「友達と一緒に身近な素材を使った遊びを通して自然に関心をもつ」ことをねらいとして,身近な素材(ビニール袋)で凧を作って遊びました。ただ走るだけではなく,ビニール袋の凧をもって走ることで風を意識しながら走りました。風を感じた後は,凧をしっぽにしてしっぽ取りをして遊びました。久しぶりのしっぽ取りで,学生たちはとても白熱していました。ちょっとした工夫で遊びが発展し,子どもたちの

運動への興味を引き出せることを学ぶことができたようです。


今後,野外活動の授業では,3年生が「保育内容(環境)」の授業で栽培した野菜を使って,野外炊さん(カレー作り)を行う予定です。野外での活動を実際に体験しながら,野外活動の意義や目的を学ぶとともに,子どもの立場から教材について考える機会にしてほしいと考えています。



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