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第2回理科実験セミナーを実施

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   人間教育学科では,理工学部と連携して,「理科」や「算数(数学)」に強い教員の養成に取り組んでいます。その一貫として,先回の第1回「振り子の運動」に続き,第 2 回「顕微鏡の使い方と微小な生物の観察」を行いました。講師は,理工学部生物科学科の栁明教授(細胞生物学研究室)です。   顕微鏡は理科の授業に欠かせない機器であり,小学校でも中学校でも必ず使用します。最初に顕微鏡の使い方と注意点についての説明を聞き,実際に機器を操作して微生物の観察を行いました。春から小学校教師になる本学科の学生と,中学校教師になる理工学部の学生が一緒になって,子どもたちへの指導場面を想定しながら取り組んでいました。 栁先生によるデモンストレーション。 この中に2種類の微生物がいます。 教わったことを生かして,プレパラートをつくります。 微生物を見付けました。倍率を変えて,しぼりを調節します。 見付けた微生物A 見付けた微生物B 参加者は,微生物 A や微生物 B の名前を,図鑑の中から探して同定することができました。皆さんは微生物 A や微生物 B の名前は分かりますか?ぜひ本学へ来て,直接観察してみてください。 最後に栁先生から,「現場に出て,小学校や中学校で理科好きな子どもを育ててほしい」というメッセージをいただきました。人間教育学科では,今後も理工学部と連携して,理科好きな子どもを育てることのできる教員の養成を目指していきます。   第1回の様子はこちら 大学 HP :【人間教育学科】第1回 理科実験セミナー「振り子の周期測定」を開催 https://www.senshu-u.ac.jp/ishinomaki/news/nid00018227.html   大学 HP :人間教育学科研究室紹介 https://www.senshu-u.ac.jp/ishinomaki/education/department/human/human-education/lab.html  

第1回理科実験セミナーを実施

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   文部科学省は,これからの学校教育を支える教師を養成するために,大学時代に強みや専門性を身に付ける活動を取り入れることを推奨しています。本学の人間教育学科では,理工学部と連携して,「理科」,「算数」教育に強い教員養成に取り組んでいます。先日,その取り組みの1つとして,教員採用試験合格者を対象にした理科実験セミナーを実施しました。   理科実験セミナーは,実際の現場で行われている理科実験の指導方法について実践的に学ぶことが目的です。今回の実験セミナーは,人間教育学科の新鶴田道也助教(理科教育研究室)が講師を担当し,小学校 5 年生理科の「振り子の運動」に関する実験を行いました。             まず,教科書,学習指導要領の内容を確認。 次に,実験に関する理論を学習しました。 参加者は,小学校の教科書には記載がない理論について真剣に学んでいました。       いよいよ実験スタート!理工学部の学生は, 1 人でも慣れた様子で実験を進めていました。           うまく測定できるでしょうか。 参加者の疑問に対して丁寧に解説。 セミナーの中では,新鶴田先生から実際に小学校で授業を行った際の児童の反応について紹介されていました(新鶴田先生は,小学校,中学校に勤務経験があります)。参加学生から出た疑問については,関連する理論をもとに丁寧に説明されていました。解説の中で,新鶴田先生は,児童の疑問に答えるためには,実験に関する専門的な知識を学ぶ必要があると話されていました。参加者にとって,教材研究の重要性をあらためて認識する機会となったのではないでしょうか。 第 2 回の理科実験セミナーは,理工学部生物科学科の栁明教授が講師を担当します。今後も理工学部と連携して,「理科」「算数」教育に強い教員養成の取り組みを進めていきます。     大学 HP :【人間教育学科】理科実験セミナー「振り子の周期測定」を開催 https://www.senshu-u.ac.jp/ishinomaki/news/nid00018227.html   大学 HP :人間教育学科研究室紹介 https://www.senshu-u.ac.jp/ishinomaki/education/department/human/human-education/lab.html