「特別支援教育」(教職必修科目)佐藤正恵教授担当
今回の授業のテーマは「学習障害」です。障害のない人にはその特性はなかなか実感できません。そこで、今回は模擬体験を取り入れました。「見本を見ないで、言葉だけで説明されて図形を描く」「黒板の文字量とわかりやすさ」などの課題に取り組み、一生懸命頑張っても理解できない時の心情を体験してもらいました。
「発達障害のある児童に対してわかりやすい説明は、他の児童にとってもわかりやすいので、内容やスピードなどにこだわることで、全員が理解できると思った」「発達障害のある子どもへの配慮には様々なものがあると理解していたが、気持ちの面への配慮も必要であり、支援の仕方を慎重に考えるべきだと感じた」などの感想がありました。こうした体験による学びを、将来の子ども理解や授業づくりに生かしてもらいたいと願っています。
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